雑記 -> 映像表現と没入感
POV・3人称
映画などでは、主人公含め基本的に人物は3人称視点で描かれる
普段眼で見る映像とは異なるにも関わらず観客はその世界に入りびたることができる
ではPOVで表現されるものは何か?
綺麗な映像
個人的に田我流の「ゆれる」のMVが好き
曇天・新旧入り混じる雰囲気など、地方都市での暮らしのありのままが表現されている
晴天の色鮮やかな雰囲気・しっかりとしたカラコレや構図組みが為されていたらこの感覚は失われるのだろうか?
実際の目で見る「平均的な日常」は綺麗な映像寄りか、はたまた雑に撮った映像寄りか?
またはホームビデオなど、「自分が映像を雑に撮った記憶から生まれるノスタルジー」が影響しているのか?
レンズフレア・特殊演出
レンズフレアが観客を現実に引き戻すという一つの考え方 cf.jjエイブラムス以前/以後
VRで映像を見るときは余計な視覚効果があると没入感が大幅に損なわれてしまう
映画にモーショングラフィックスなど一般的な映画での映像手法ではないものを入れたとき、映画の楽しみ方のコンテクストを外れて没入感のない映像になってしまうのか?
「過去に囚われている」での観客/視聴者と登場人物の関係は、映画でのそれと同じだろうか?
映像での表現に文字や図解を使うのはナンセンスか?特殊演出を援用してストーリーテリングを強化するのは映像的に面白いとみなされるか、はたまた興覚めとみなされるか?